
公众号で130以上のオリジナル記事を公開してきたし、その前にも10年ほどブログを書いてきたけれど、それでも自分は文章を書くのが得意だとは思えない。
それまで書いてきたのはほとんどが技術記事やまとめで、1つの技術ポイントを明確に説明し、わからない人にも役立つ内容にできればそれで十分だと考えていた。たとえ他人の役に立たなくても、自分のためのメモとして残しておけばいいと思っていた。
これらはどれも文筆と呼べるものではない。
だから、多くの人がパソコンを開き、指をキーボードに素早く走らせると、美しい文章が指の隙間からあふれ出て画面に表示されるのを見て、とても羨ましく思う。
ある自メディア(WeChat公式アカウント運営者など)が美しい文章だけでなく、非常に多作であるのを見ると、さらに尊敬してしまう。
私の考えでは、文章を書く能力は2つの部分に分けられる。
継続的に書く内容があること。
書いた内容を読んでもらえること。
以下では、この2つの観点から、文章力を上げるための私の考えを述べる。
公众号を書き始めたとき、自分に課した目標は週に1記事を公開することだった。一見簡単そうだが、長期間続けるのは難しい。以下はここ数年の私の公众号の公開データだ。
- 2022年 4月末まで(21記事)
- 2021年(37記事)
- 2020年(28記事)
- 2019年(27記事)
データから見ると、毎年目標を達成できていないが、良い方向に向かっていることはわかる。今年はなんとか達成できる見込みもある。
以前は書く内容がなくなることを非常に心配していて、週末に2本書いたときには、1本を次の週まで残して公開していた。今ではそんな心配はない。持続的にアウトプットするには、持続的にインプットしなければならないと理解したからだ。
インプットには様々な方法がある。
- 新しい技術を体系的に学んだり、本を読む。
- スキマ時間に知乎、豆瓣、头条、公众号などを見る。
「たくさん学んだし見たはずなのに、いざ使おうとすると思い出せない」と感じることがある。その理由として、以下の2つが重要だ。
- 重要な知識を精読せず、深く理解していないため、本を閉じると忘れてしまう。
- 学んだ知識同士の関連付けができていない。
最近、バックエンド開発者の面接で、仕事の合間に読書が好きだと言う方がいた。
そこで、「最近どんな本を読みましたか?」と聞いた。
面接者:「ちょうどRedisに関する本を読み終えたところです」
私:「では、なぜRedisはシングルスレッドなのにこんなに速いのか、説明してみてください」
面接者:………
これは、その面接者が本をざっと流し読みしただけで、疑問を持ちながら各知识点を理解しようとしなかったため、このように重要な質問に答えられなかったことを示している。このように読書を量で勝負する方法は望ましくない。
精読の過程で、著者の意見を理解したら、自分の言葉で要約し、文章として整理する必要がある。私は現在、浮墨(flomo)を使ってこれらの要約を記録し、タグやラベルを付け、検索機能を使えば簡単に関連レコードを見つけられる。
私たちの精力は限られているため、すべての本や情報を精読する必要はない。どの分野や技術にも、いくつかの古典的な本がある。例えば、C#には『CLR via C#』や『C# in Depth』などがある。これらの古典は精読し、そこから得た知識ポイントをまとめて知識ツリーの幹とする。他の本やスキマ時間で吸収した内容は、知識ツリーの枝葉として補っていく。この知識ツリーの整理には、マインドマップを使うのが習慣だ。
上記の体系的な学習とスキマ時間の吸収以外に、見落とされがちなのが、頭の中でいつでもどこでもひらめくアイデアだ。すぐに記録しなければ、一瞬で消えてしまう。
現在、コンテンツ収集のために私が使っている方法は以下の通り。
- 読書中の抜粋や意見・考察を浮墨に記録し、タグを設定する。
- 浮墨の内容を定期的に整理し、マインドマップに移して知識ツリーを作る。
- 普段ネットで見つけた金言や小話も浮墨に収集する。例えば、以前マネジメントの大師であるドラッカーが「低頭して車を引くだけで、顔を上げて道を見ず、最終的に自分の主要な目標を忘れてはいけない」と言っていたのを見て、すぐに浮墨に保存し、タグ「金言、マネジメント」を付けた。
- 記事を書きたいときは、まずテーマを決め、Typoraでアウトラインを作成する。次に、キーワードでマインドマップや浮墨を検索し、有用な情報を見つけてTyporaに貼り付け、つなぎの文章や追加の補足を加えれば、1つの記事が完成する。
これまでに解決できたのは「何を書くか」の問題だけであり、「どう書くか」はまだ模索中だ。
毎日少し振り返り、まとめの文を書く。ネットのホットニュースについて、文章で自分の意見を述べる。技術グループで文章を使って議論する。チーム内で技術共有の記事を書くなど、とにかく多く書くことは間違いない。
文章は読者に自分の意図を明確に伝えるためのものだから、簡潔で明瞭であればよく、大量の華麗な修飾語は不要だ。技術記事ならなおさらである。
良い文章を多く読み、その構成や語彙の使い方を参考にする。私がフォローしている公众号の中でも、「二爷鉴书」、「MactTalk」、「小众消息」の文章はとても素朴だが、読んでいて気持ちが良い。
自分の読者になる。以前はブログを書いたらすぐに公開していた。今はWeChat公式プラットフォームでは、公開後の記事の修正が非常に限られているため、公開前にはとても慎重になる。書き終えたら自分で一度読み直し、文が不自然なところやくどいところをすぐに調整する。同時に多くの誤字脱字も見つけられる。
今のネットの情報は豊富だが、低品質な情報や重複情報があふれている。オリジナルにこだわり、一つのことを明確に書き切ることができれば、すでに多くの人を上回っている。
だから、もし伝えたい内容があるなら、実際に書いてみよう。媒体は重要ではない。形式も重要ではない。重要なのは継続することだ。残りは時間に任せよう。